Perplexityが金融データ20社以上と連携—D&B・IBISWorldなどプロ向け情報をAIで即座に調査
Perplexity Computerが新たにDun & Bradstreet・Guidepoint・IBISWorldなど20社以上の有料金融データソースと接続。これまでは高価なサービスが必要だった業界調査をAIが一括処理できるようになった。
「ビジネス調査って、高い有料サービスを別々に契約しないとできない」——そんな常識が変わりつつある。
これは何?
Perplexity Computer(パープレキシティ・コンピューター)は、Perplexityが提供するAIエージェント機能。ウェブ上のリサーチ・データ収集・整理をAIが代わりにやってくれる。
今回、20社以上の有料プロ向け金融・ビジネスデータプロバイダーと連携した。これまで個別に契約が必要だった専門データをPerplexityから直接引き出せるようになった。
新たに連携したデータソース
| カテゴリ | 主なサービス |
|---|---|
| 企業信用・財務 | Dun & Bradstreet(ダン&ブラッドストリート) |
| 業界調査 | IBISWorld(アイビスワールド) |
| エキスパートネットワーク | Guidepoint(ガイドポイント) |
| 証券・財務 | SEC/EDGAR, FactSet, S&P Global |
| 決算・投資家情報 | Morningstar, Quartr(ライブ決算) |
| 暗号資産 | Coinbase |
| 予測市場 | Polymarket |
さらに、ユーザーが自分で契約しているMorningstar・PitchBook・Daloopa・Carbon Arcの認証情報をMCP(Model Context Protocol)コネクタで接続して使える機能も追加された。
何が変わったのか
ここまでは個別にD&Bを月5万円、IBISWorldを月10万円……と複数契約が必要だったビジネス調査が、Perplexityの一つの画面でまとめてできるようになった。
シーン1 — 取引先の企業調査 「〇〇株式会社の財務健全性・信用情報・業界内ポジションをまとめて」とPerplexityに頼むと、D&BやFactSetのデータを組み合わせて一気にレポートが出てくる。
シーン2 — 市場参入前の業界調査 「日本の健康食品市場の規模・成長率・主要プレイヤー」をIBISWorldのデータを使ってPerplexityが即時まとめる。従来は数十ページのレポートを自分で読む必要があった。
シーン3 — 競合の決算をリアルタイム追跡 Quartrのライブ決算データを活用して「この企業の今期の決算発表から重要な数字を抜き出して」という依頼が可能になる。
自社で契約しているPitchBookやDaloopa等があれば、MCPコネクタで接続することでその認証済みデータもPerplexity上で使える。既存の投資を活かせる。
連携データの利用にはPerplexity側のプラン要件に加え、一部はデータプロバイダー側のライセンス契約が必要な場合がある。利用前に確認を。
気になる費用は?
Perplexity Computer機能はProプランおよびMaxプランで利用可能。外部データソースの一部はPerplexityが調達しているが、MCP経由の連携は自身のライセンスが必要。
まとめ
Perplexity Computerが20社以上の有料金融データと連携し、企業調査・市場調査・競合分析が一か所でできるようになった。「情報収集に何時間もかかっていた」作業が大幅に短縮できる。Perplexity公式ブログでサービス詳細を確認しよう。
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