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ExcelをAIで時短する方法|関数・集計・グラフをChatGPTとCopilotに任せる

「Excelの関数が覚えられない」と悩む人でも、ChatGPTやCopilotに日本語で頼めば数式・データ整理・集計・グラフ作りを任せられます。無料のChatGPTにコピペする方法と、Excelの中で使うCopilotの違い、機密データの注意点までまとめました。

2026-10-02約 6 分で読める元記事を読む
ExcelChatGPTCopilot関数XLOOKUP業務効率化AI活用

「VLOOKUPの書き方、また忘れた…」と検索して時間を溶かした経験はありませんか? 今はAIに「こういう表を作りたい」と日本語で頼むだけで、関数を書いてもらえます。 この記事では、無料ですぐできる方法と、Excelの中でAIを使う方法の両方を紹介します。

これは何?

一言で言うと、Excelの面倒な作業をAIに日本語で頼む方法です。

使う道具は2つあります。 1つは、チャットAIの「ChatGPT」に表の一部を貼り付けて質問する方法です。 もう1つは、Excelの画面の中に入っているAI「Copilot(コパイロット)」に直接頼む方法です。

どちらも、関数の名前や書き方を覚えていなくて大丈夫です。 「やりたいこと」を言葉にできれば、あとはAIが形にしてくれます。

何が変わったのか

以前は、Excelでつまずくと本やネットで調べるしかありませんでした。 今はAIに聞けば、数式をそのまま書いてくれます。 特にこの1年で、Excelの中のCopilotが大きく進化しました。

  • 2025年1月: 個人向けの「Microsoft 365 Personal / Family」にCopilotが追加されました。日本ではPersonalが月額2,130円(年額21,300円)に改定されています。
  • 2026年2月ごろ: セルに直接AIへの指示を書ける「=COPILOT関数」の提供が始まったと報じられています。
  • 2026年4月ごろ: Copilotが複数の手順を自分で進める「エージェントモード(自律的に作業をこなすモード)」が一般提供になったと報じられています。

つまり、別料金を払わなくても、Microsoft 365を契約している人はExcelの中でAIを使えます。 「表を作って、集計して、グラフにして」と一度に頼めるようになったのが大きな変化です。

Copilotが表示されないときは

Excel内のCopilotは、ファイルを「OneDrive(マイクロソフトのネット上の保存場所)」に保存し、自動保存をオンにしないと動きません。パソコン本体にだけ保存したファイルでは使えないので注意してください。

実際にどう使える?

シナリオ1:別の表から値を引っ張ってきたい(関数)

田中さんは月曜の朝、売上表に「商品名」を表示したいと考えました。 商品名は、別シートの商品マスタ(商品の一覧表)に載っています。

ChatGPTにはこう頼みます。 「A列に商品コードがあります。Sheet2のA列がコード、B列が商品名です。B列に商品名を出す式を教えて」

すると「=XLOOKUP(A2,Sheet2!A:A,Sheet2!B:B,"該当なし")」のような式が返ってきます。 XLOOKUPは、VLOOKUPの後継にあたる「表から探して取り出す関数」です。 古いExcelを使っている人は「VLOOKUPで書いて」と頼めば、その形で出してくれます。

以前

「VLOOKUP 使い方」で検索し、解説記事を3つ読み比べる。 列番号を数え間違えてエラーが出て、気づけば30分たっている。

現在

ChatGPTに表の形を伝えて「式を教えて」と一言。 出てきた式をコピーして貼るだけで、1分で終わる。

シナリオ2:バラバラな名簿をきれいにしたい(データ整理)

取引先名簿で「株式会社」と「(株)」が混ざっていたり、全角と半角が入り混じっていたりします。 こんな時は「表記を株式会社に統一して、数字を半角にする方法を教えて」と頼みます。

ChatGPTなら、置換の手順や、SUBSTITUTE関数(文字を置き換える関数)を使った式を教えてくれます。 Copilotなら、表を選んで頼むだけで、新しい列に整えた結果を作ってくれます。 手作業で1件ずつ直していた時間が、ほぼゼロになります。

シナリオ3:月別の集計とグラフを作りたい(集計・グラフ)

1年分の売上一覧から「担当者別・月別の合計」を出したい場面です。 Copilotに「担当者ごと、月ごとの売上合計を集計して、棒グラフにして」と頼みます。 すると、ピボットテーブル(自動の集計表)とグラフをまとめて作ってくれます。

ChatGPTを使う場合は「ピボットテーブルの作り方を手順で教えて」と聞くのがおすすめです。 画面のどこを押せばいいか、順番に説明してくれます。 会議の資料作りが、昼休み前に終わるようになります。

AIに頼むときのコツは「どの列に何が入っているか」と「最終的にどうしたいか」をセットで伝えることです。「A列が日付、B列が金額。月ごとの合計を出したい」のように書くと、一発で正しい式が返ってきやすくなります。

無料ChatGPTとExcel内Copilotの違い

比較ポイント無料ChatGPT(コピペ方式)Excel内のCopilot
費用無料Microsoft 365の契約が必要
使い方表の一部や質問を貼り付けるExcelの画面で直接頼む
得意なこと関数の書き方・手順の説明集計・グラフ・整形を表に直接反映
準備アカウント登録だけOneDriveに保存+自動保存オン

まずは無料のChatGPTで「関数を書いてもらう」ところから始めるのが手軽です。 Copilotの無料で使える範囲については、Copilot無料版の使い方ガイドも参考にしてください。

会社のデータを貼る前に

顧客の名前・電話番号・売上の実数など、社外に出せない情報はChatGPTに貼り付けないでください。代わりに「山田太郎→顧客A」のように仮のデータに置き換えて、表の形だけを伝えれば十分です。個人で使う場合は、設定の「データコントロール」で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすると、会話がAIの学習に使われなくなります。会社で使う場合は、まず社内のルールを確認しましょう。

気になる費用は?

ChatGPT 無料
無料
  • ✓関数の作成・手順の説明ができる
  • ✓表を貼り付けて質問できる
  • ✓ファイル添付は回数制限あり
  • ✓回答の下に広告が表示される
ChatGPT Plus
$20
/月(約3,000円)
  • ✓Excelファイルの読み込みが多めにできる
  • ✓上位モデルで複雑な集計にも強い
  • ✓広告なし
Microsoft 365 Personal
2,130円
/月(年額21,300円)
  • ✓Excel・Word・PowerPointが使える
  • ✓Excelの中でCopilotが使える
  • ✓集計・グラフを表に直接反映
  • ✓AI機能の利用量には上限あり

関数を教えてもらうだけなら、無料のChatGPTで十分です。 1日1回、関数で悩む時間が10分減るだけで、1か月で3時間以上の節約になります。 すでにMicrosoft 365を家で契約している人は、追加料金なしでCopilotを試せます。

まとめ

Excelの関数・データ整理・集計・グラフは、もうAIに日本語で頼める作業になりました。 無料のChatGPTなら今日から関数を書いてもらえます。 Microsoft 365を使っている人は、Excelの中のCopilotで集計やグラフまで任せられます。

こんな人に特におすすめです:

  • 関数の書き方を毎回検索している人
  • 月末の集計やグラフ作りに時間がかかっている人
  • 名簿や売上表の表記ゆれ直しにうんざりしている人

ただし、機密データはそのまま貼らず、仮のデータに置き換えるのを忘れずに。 詳しくはMicrosoft公式のCopilot in Excel よくある質問とChatGPT公式サイトをご覧ください。


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