AIで議事録を無料で自動作成する方法|ChatGPT・Gemini・Claude比較
会議のたびに議事録作りで残業している人でも、AIを使えば「録音→文字起こし→要約」の3ステップで、無料から議事録を作れます。ChatGPT・Gemini・Claude・Google Meet・Teamsの違いと、情報漏れを防ぐ注意点、コピペで使えるプロンプトをまとめました。
会議が終わってから、メモを見ながら議事録を1時間かけて書き直す。 そんな作業に毎週追われていませんか? 今のAIなら、録音さえしておけば、議事録の下書きを数分で作れます。 この記事では、無料でできる方法から有料ツールまで、手順と選び方を整理します。
これは何?
一言で言うと、会議の録音をAIに渡して、議事録の形に整えてもらう方法です。
流れは「録音する→文字にする(文字起こし)→要点をまとめる(要約)」の3ステップです。 ポイントは、文字起こしが得意なAIとまとめるのが得意なAIを組み合わせることです。 だから、1つのサービスですべてを済ませなくても大丈夫です。
何が変わったのか
ここ1年ほどで、主要なAIが「音声」を扱えるようになりました。 ただし、サービスごとにできることがかなり違います。
| サービス | 録音・文字起こし | 無料でできること | 有料で広がること |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | Macアプリの「記録(Record)」機能 | 文字起こしした文章の要約 | Plus以上で会議を録音→要約(1回最大120分) |
| Gemini | 音声ファイルを読み込める | 音声は合計10分まで | 有料プランで最大3時間 |
| Claude | 音声ファイルは非対応 | 貼り付けた文章の要約・整理 | Proで長い議事録もまとめやすい |
| Google Meet | 「Geminiでメモを作成」 | 対象外 | Workspace有料版やGoogle AI Proで自動メモ |
| Teams | Copilotの会議まとめ | 対象外 | Teams PremiumやMicrosoft 365 Copilotが必要 |
ChatGPTの記録機能は、Plus・Pro・Businessなどの有料プラン向けです。 しかも現時点ではMac用アプリだけで使えます。 WindowsやスマホのChatGPTでは使えないので注意してください。
Geminiは、スマホの録音データ(MP3・M4A・WAV)を読み込めます。 無料アカウントでも、合計10分までの音声なら文字起こしと要約ができます。 だから、短い打ち合わせならお金をかけずに試せます。
Google Meetの自動メモは、2025年3月に日本語に対応しました。 2026年4月には「決定事項」「次のステップ」を分けて記録できるようになりました。 さらに2026年8月からは、対面の会議でもスマホでメモを取れるようになっています。
無料で始めるなら「Geminiで文字起こし(10分以内)→ChatGPTかClaudeで議事録に整える」が最も手軽です。会社がGoogle WorkspaceやMicrosoft 365を契約しているなら、まずはそちらのAI機能を確認しましょう。
実際にどう使える?
シナリオ1:社内の30分の定例会議
スマホの標準録音アプリで会議を録音します。 Geminiの無料版は10分までなので、3つに分けて読み込ませます。 出てきた文字起こしを、下のプロンプトと一緒にChatGPTかClaudeに貼り付けます。 だから、議事録作りが1時間から10分ほどに縮まります。
シナリオ2:Google Meetでの取引先とのオンライン会議
会社がWorkspaceの対象プランなら、会議画面右上の「Geminiでメモを作成」を押すだけです。 終了後、主催者のGoogleドライブにメモが自動で保存されます。 参加者にもカレンダー経由で共有されるので、送り忘れもなくなります。
シナリオ3:町内会やPTAの話し合い
Macを持っていてChatGPT Plusを契約しているなら、記録機能が便利です。 録音ボタンを押して置いておくだけで、要約がキャンバス(編集できる画面)に残ります。 そのまま「お知らせ文にして」と頼めば、回覧用の文章まで作れます。
会議中は必死にメモを取り、話に集中できない。 終わってからメモと記憶を頼りに、1時間かけて議事録を清書していた。 「誰が何をいつまでにやるか」が抜けて、あとで揉めることも。
会議中は話し合いに集中し、録音はスマホに任せる。 AIが文字起こしと要約をして、決定事項と担当者を一覧にしてくれる。 人間は内容を確認して、間違いを直すだけで済む。
そのまま使える議事録プロンプト
文字起こしの文章と一緒に、次の指示を貼り付けてください。
以下は会議の文字起こしです。次の形式で議事録を作ってください。
1. 会議名・日時・参加者(わかる範囲で)
2. 話し合った議題(箇条書き)
3. 決定事項
4. 宿題(担当者・期限を表にする)
5. 次回までの検討事項
条件:
・話していない内容は付け足さない
・聞き取れない部分や不明な点は「要確認」と書く
・です・ます調で、A4用紙1枚に収まる長さにする
【文字起こし】
(ここに貼り付け)
「話していない内容は付け足さない」の一文が大切です。AIはもっともらしい内容を補ってしまうことがあるので、必ず人の目で確認してから共有しましょう。
気になる費用は?
- ✓Geminiで音声10分まで文字起こし
- ✓ChatGPT・Claudeの無料版で要約
- ✓短い打ち合わせ向き
- ✓Macアプリで会議を録音→要約
- ✓1回最大120分
- ✓要約から資料やメールも作れる
- ✓Geminiで最大3時間の音声に対応
- ✓Google Meetの自動メモ
- ✓ストレージ5TB付き
- ✓長い文字起こしの整理が得意
- ✓利用回数が無料版の約5倍
- ✓音声ファイルは別ツールで文字にする
会社で使う場合は、Teams Premiumが1人あたり月10ドルです。 Microsoft 365 Copilotは月30ドル前後と報告されています。 まずは無料の組み合わせで試し、会議が多い人だけ有料を検討すれば十分です。
・録音する前に、参加者に「AIで議事録を作ります」と必ず伝えましょう。 ・ChatGPTの個人向けプラン(無料・Plus)は、初期設定で会話がAIの学習に使われることがあります。設定の「データコントロール」で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにしましょう。 ・人事、顧客の個人情報、未発表の数字を含む会議は、会社が契約した法人向けプラン以外に入れないのが安全です。
まとめ
AIを使えば、議事録は「書くもの」から「確認するもの」に変わります。 無料でもGeminiとChatGPT・Claudeを組み合わせれば、短い会議の議事録はすぐに作れます。 Macユーザーなら ChatGPT Plus、Google Meet中心ならGoogle AI ProやWorkspaceの機能が便利です。
こんな人に特におすすめです:
- 毎週の定例会議で議事録係を任されている人
- PTAや町内会の記録を手早くまとめたい人
- 会議中にメモに追われて、話に集中できない人
ChatGPTの記録機能の詳細はOpenAIのヘルプページで確認できます。
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